やまびこ整骨院院長の吉尾正人です。

今日は、変形性膝関節症のことについて書い
ていこうと思います。
 
現在、65歳以上の女性の4割の人が膝関節の
変化がみられ、約1千万人もの人が膝の痛みを
抱えてるそうです。

なぜ膝の痛みを訴えるのでしょうか。

膝の構造は太ももの骨(大腿骨)と脛の骨(脛骨)
を繋いでるわけですが、その骨の表面を関節
軟骨で覆われてるんですね。

膝関節

この軟骨の破片が関節内を漂って、関節内部の
滑膜を刺激して、炎症を起こすんです。

この軟骨の破片はどのように出来るかというと、
長年体重を支えてる膝の運動性で軟骨が削られ
てしまうと言われてますが、最大の理由は、
軟骨細胞が酸素を得られないために細胞が死んで
しまう事から起きるということなんです。

要は酸欠状態に陥ると軟骨は死滅して、関節内
で悪さをするんです。

関節軟骨自体には血管はなく、自分で酸素を供給
出来ないんですね。

ですから、関節内の関節液が関節軟骨に栄養を
与える働きがあるんです。

関節液は滑膜でつくられるんですが、この滑膜
の細胞が、血液から栄養分を取り込み、関節液
でつくって、放出するんですね。

古い関節液は吸収され、バランスをうまくとって
関節液の量を調節してるんです。

ちなみに、この関節液の成分というのが、粘度の
高いヒアルロン酸とコンドロイチン硫酸で構成
されてるんですが、ヒアルロン酸はN-アセチル
グルコサミンとグルクロン酸という物質がくっつ
いたものだそうです。

最近では整形外科で膝を痛めた時にヒアルロン酸
を注射しますよとか、サプリメントでグルコサミン
など良く耳にしますよね。

ここで、膝の痛みを取るためにどうするのがいい
のか?というと、安静にしているほうが良くなる
んではないかと思う方も多いと思います。

しかし、痛みがあるからと言って安静にしすぎ
ると、前述しましたが、自力で酸素を得られない
軟骨細胞は死滅して関節内で悪さします。

運動をすることで、血行が良くなると酸素を含んだ
関節液が多く軟骨に染み込み、酸素不足も解消され
ます。

さらに、壊れた軟骨のかけらが血液の流れに乗って、
排泄されます。

ですから、膝のストレッチやある程度の歩行は必要
なんですね。

膝の筋トレは下半身中心に、大腿部周辺特に、
大腿四頭筋やハムストリングス、また中殿筋などです。

ただ、急性的な症状(打撲や捻挫)で熱感があったり、
炎症により関節液が出すぎた状態で膝周りが腫れてる
場合は、アイシングや安静が必要なときもあります。

その時は迷わず、やまびこにお越し下さい。

今日はこの辺で。

やまびこ整骨院 院長 吉尾正人
(42歳申年みずがめ座B型) 拝


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